吸収極大波長が2つ出てくる理由

鉄(II)イオンと4-(2-ピリジルアゾ)-1,3-ベンゼンジオールを反応させ、鉄(II)キレート化合物の4-(2-ピリジルアゾ)-1,3-ベンゼンジオール鉄(II)錯体をつくったのですが、
この化合物の吸収極大波長を調べたところ410 nmと500 nmの2つが出てきたのです。
なんで、極大波長が1つではなく、2つなのか調べているのですが、さっぱりです…わかる方いましたら教えてください。よろしくお願いします。

投稿日時 - 2008-01-28 02:13:24

QNo.3720330

困ってます

このQ&Aは役に立ちましたか?

5人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています

[  前へ  |  次へ ]

回答(1件中 1~1件目)

ANo.1

ご質問の錯体の構造が推測できていない状態ではありますが・・・(汗)
(配位子の構造は、名前でわかります。念のため)

「光の吸収はHOMO-LUMO間の遷移で起こるから、吸収極大は1つしかないはず」と
考えられているということかと思いますが、必ずしもそうではありません。

たとえば、
 ・共役系が途中で途切れている場合
  (共役の途切れた部分を境に、それぞれの共役系で吸収を起こすため、複数の
  ピークを持つ)
 ・分子としては一種類だが、比較的安定な立体配座が複数存在する場合
  (それぞれの立体配座での「基底状態-励起状態」の遷移に対応した吸収を起こす
  ため、複数のピークを持つ)
 ・主に配位中心の金属に由来する吸収と、主に配位子に由来する吸収とを持つ場合
などです。

ご質問の錯体でも、このようなことが起こっているために、複数の吸収極大が見られて
いる、ということではないでしょうか。


(参考)クロロフィル:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB
(「2.1 光の吸収」の段の説明、及びその右側にあるスペクトルが参考になるかと思います)

投稿日時 - 2008-01-28 23:41:19

あなたにおすすめの質問

[PR] お役立ち情報

PR

PR

おすすめ特集

あなたの疑問にお答えします!
あなたの疑問にお答えします!

産経新聞社会部が、あなたの身の回りで起きている問題や疑問を徹底調査した上でご報告します。